「雨だれ」といえばショパンより太田裕美だな

2015年12月23日

太田裕美「雨だれ」今年は春が来るのが何だか遅かったな、と思ったら、早くも梅雨のシーズン到来。

雨の朝は出勤が憂鬱なものです。

ところで、雨のピアノの曲といえば「雨だれのプレリュード」がポピュラーですが、私は太田裕美さんのデビュー曲「雨だれ」を思い出します。

松本隆の作詞、筒見京平の作曲、1970年代のゴールデンコンビによる名曲です。

昭和の少女ワールド全開!の歌詞が好き。

さびしがりや同士、片寄せあって、つたえあうのよ、弾む恋の芽生え。

みつはしちかこ『小さな恋のものがたり』みつはしちかこの少女漫画「小さな恋のものがたり」のポエムを思い出しますよー。

そういや、私が小学生のとき、最初に習ったピアノの先生宅には「小さな恋のものがたり」が全巻揃っていました。毎週、レッスンの待ち時間は暇なんで、いつの間にやら何度も全巻読み返すはめに。

で、「小さな恋のものがたり」って、基本は漫画なんだけど、何ページか毎に小さなポエムが添えられているじゃないですか。あれ、読んでいて恥ずかしくなるほど、甘くロマンティックなテイストなのですが、私、結構嫌いじゃなかったんです。

あなたの歩く道ばたの、私は小さな花になりたい。
毎日毎日あなたの足音を楽しみに、いっしょうけんめい咲いていたい。

なんてね。あは。

そういえば、主人公のチッチは、確か紫陽花が好きだったのだ。だから、梅雨の季節になると「小さな恋のものがたり」と太田裕美の「雨だれ」を連想するのかも。


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