「木枯らし」というより「竜巻」のエチュード

2015年8月13日

 
スヴャトスラフ・リヒテル、1989年の演奏。いわずと知れたショパンの「木枯らしのエチュード」。

いやはや、突風で吹き飛ばされそうな「竜巻のエチュード」ですな。きっとホールの中で聴くと、轟音と地響きで、おしっこちびりそうになったのでは(失礼)。単音で弾かれる最初のテーマは、まるで遠くで不吉な雷鳴のよう。ん?と気づいたときはもはや逃げ遅れて、竜巻に巻き込まれておりました、って感じですね。演奏終了後の観客の興奮ぶりのすさまじいこと!

私、リヒテルの演奏を見ると、いつも思い浮かぶのが“世紀末覇者 拳王”ラオウ。20世紀モダンピアノの覇者 鍵王こそ、リヒテルではないでしょうか?

ラオウ


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