極寒のピティナ鴻巣ステップ報告

鴻巣ピティナ・ピアノステップ

それでは、3月7日(日)に参加したPTNAステップのレポートです。

ステップ参加は昨年11月以来。会場は埼玉県の鴻巣市文化センター小ホール。コンクールにしろ、ピティナにしろ、ピアノで遠出する際、なぜか湘南新宿ライナーに縁がある。今回も、高崎行きで鴻巣にアクセス。17時に鴻巣駅に到着。

駅を降りると、冷たい雨が降っている。深いグレーの雨空に気分に滅入りそうだ。雨のせいで、手も凍えそうだし。

鴻巣市文化センターまでは、駅から1.5kmほどある。平日は、運転免許の更新者向けに頻繁にバスが出ているが、日曜は20分に1本ほど。ショッピングセンターで時間をつぶし、17時8分のバスに乗り込んだ。終点で下車すると、会場は運転免許センターのすぐそば。なかなかモダンなデザインの建物だ。

鴻巣ピティナ・ピアノステップ

先に一時間ほどあるので、ジュニア組を見学。とてもクリアな音で、モーツァルトのソナタを弾いている小学生がいたので、ちょこっとメッセージを書いてみた。

その後、ロビーで時間をつぶしていると、マイミクのShinjiroさんが登場。いろんなアマチュアピアノコンクールで高い実績を出している男性で、今日は“トリ”にショパンのソナタ第2番を演奏される。1月のショパコンASIAの全国大会で、ロビーで同席した際は、本番前で声をかけなかったが、帰宅後、ミクシィでお声掛けすると、自宅がとても近いことが判明。その後、時折、ミクシィ上で絡みあったりしていたので、今日会うのが初めてでないみたい。ま、お互い、社会人の男性だしね。

また、以前どこかのステップでもご一緒した女性Nさんとも、「あれ、どこかでお会いしましたね」とご挨拶。和気あいあいとして雰囲気に。「最近、いかがですか?」なんて話をしているうちに、演奏の時間が来た。そんなわけで、あまり緊張感なく演奏にのぞめた。

今日は、バッハのトッカータ ホ短調 BWV914を演奏。「お守り」に楽譜をそばに置いて落ち着いて弾き始めた。

この曲は、序奏のModerato、舞曲風のAllegro、ドラマティックなAdagio、軽快なFugaの四部構成となっている。序奏でちょっと音を外した以外は、Adagioまでとても気持ちよく弾けた。特にAdagioは、これまで数回人前で弾いた中では会心の出来だった。ところが、Fugaの長い主題、左手で弾き始めた途端、メロディーを外してしまった。

なぜ? いくら何でも主題で弾き間違えるなんて。ここで最初に弾き直してしまった。

何かが違う。何が違うんだろう。微妙に音程がずれているような‥‥。結局、都合三か所も弾き直してしまうことに。最後の弾き直しでは、思わずそばに置いた楽譜を引っ張り出してしまった、嗚呼。

弾き終わって、あちゃ!って顔をしてただろうな。

原因の一つは、フーガを指だけで覚えていたことだろう。一応、分析はしているものの、完全に和声進行を覚えているわけではなかった。漠然とした暗譜で弾いているので、普段と違ったホールという環境に対応できなくなったと思われる。

もう一つは、一発勝負のステップの場合、仕方がないのだが、普段、電子ピアノでヘッドフォンをつけて弾いている響きと、ホールの響きはあまりにも立体感が違うので、いきなり3D映画を見たような、リアリティのない感覚に陥るのだ。

とにかく、一声ずつアナリーゼをやり直すのが、再発を防ぐ早道だろうな。

鴻巣ピティナ・ピアノステップ

夜8時すぎに今回の参加者全員の演奏が終了。ラストのShinjiroさんが演奏、ショパンのソナタ第2番はさすが!と、うならされた。涼しげな表情で弾いてるなーと感心していたら、後で訊ねると「汗をかきましたよ」と。その後、金子一朗さんのていねいな講評をいただいた後、ホールを後にした。

外は相変わらず冷たい雨。Shinjiroさんと二人、震えながらバス停で本数の少ないバスを待ち、その後、鴻巣駅の冷たいベンチで上野方面の各駅停車を20分ほど待ったら、完全に体が冷えてしまった。

心も体も冷え切ってしまった鴻巣の夜だった。


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