12月末の発表会のプログラムがわかった

2016年11月15日

12月末の門下発表会、出演者と曲目の知らせが来た。私は昨年に続き、二度目の参加。

発表会は、正午から夜6時半の間に30人ほどの生徒が演奏する。半数が小学生、四分の一が中学・高校生、四分の一が音大生・ピアノ指導者、残りちょこっとが社会人だ。演奏は、小学生→中学生→高校生→グランミューズ(社会人・一般大学生)→音大生→ピアノ指導者→ゲストの順。

うちの門下は小学生、中学生のレベルが異常に高い。各種コンクールの上位常連組で“ピアノ指導者業界”に名の通った少年少女が数多く出演する。加えて、発表会はオーディエンスの中心が父兄だから、どうしてもプログラム前半が盛り上がる。

一方、プログラム最後の方も、バリバリのピアノ指導者&海外で活躍する元門下がズラリと並ぶので、華麗なる演奏に父兄&お子ちゃまが目を輝かせる。

必然的に、天才少年少女とピアノ指導者に挟まれたグランミューズ組は、参議院の少数政党のように影が薄くなる。

昨年も、メインのオーディエンスである父兄&お子ちゃまは、中学生の演奏が終わるとぞろぞろと遅めのランチに出かけ、音大生の演奏が終わる頃、「そろそろ先生の演奏が始まるわよ!」って感じでホールに帰ってきたっけ。あは。

今年のプログラム素案を見ると、グランミューズ組は男三人だよ。うーむ、ますます地味な野党感が漂うなぁ。すぐ前の順番の高校生と「会派」を組みたいところだが、音楽科の女子高生に声かけるだけでセクハラになりそうだ……。

曲目は、圧倒的にショパンとバッハが多い。特に小学生。「ショパン国際コンクール in ASIA」の全国大会と併用だろうか……あ、私もショパンとバッハだった。ショパンとバッハで全体の六割になりそう。

曲目で気になったのは、ブラームスの「四つの小品 op.119」を弾く音大生。歳を重ねるごとに、この曲好きになるもので。あと、小学生の女の子が弾く、ショパンの「三つのエコセーズ」。この曲は、大人よりも子供が演奏する方が好きなのです。

ちなみに私は、バッハの「トッカータ ホ短調 BWV914」とショパンの「新エチュード 第3番 変イ長調」を演奏。この2曲、ほぼ、1年弾いたので今年の締めくくりであります。


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