マイケル・ジャクソンについて何か書いておこう

2014年5月26日

 
私は、1980年代当時、マイケルの音楽はどうも波長が合わなかったようだ。みんなが騒ぐほど、何がスゴイのかよくわからなかった。ブレークダンスも「クネクネした変な踊り」といった認識で何がカッコいいのか、わからなかった。同じ頃にヒットした洋楽なら、TOTOやブルース・スプリングスティーンがカッコいいと思っていたけど。まぁ、私にとってマイケルは、ミュージシャンというよりエンターテイナーだったんで興味が沸かなかったのかも。

そういや、一つだけマイケル・ジャクソンに関わるエピソードがある。高校二年生の春(だったと思う)、私は男子二人、女子二人でグループ交際っぽいデートをした。で、そのときの私の相方の男子は、兄貴肌の“イカす野郎”で、大阪のキタ、ミナミの最新の遊び場所にやたらと詳しかった。

で、そのとき、彼が連れて行ったところがオープンしたばかりの「阪急イングス」というスポーツ系のショッピングビル。ビルの一角に自由に洋楽のプロモーションビデオが見られるブースがあった。当時はタワーレコードやHMVなんてなかったので、なかなかおしゃれ感漂うスポットだった。彼は、そこで女子二人に最新のアメリカンヒットチャートに語りつつ、マイケル・ジャクソンの「恋のビートイット」をビデオで流し、アル・ヤンコビックのパロディ「恋のイートイット」を流し、女子二人に大いにウケていた。

私は「恋のイートイット」、英語の歌詞の意味がわからなかったので、一人、しらけていた。でも、きっと女子二人も英語の歌詞をわかっていなかったはず。たぶん、「ここでウケるふりしなきゃ」と思っていたんじゃないかな。

なんてことを思い出した。

 


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