ふと思い立って、ブログのレンタルサーバーを引っ越し
5〜10秒の遅れで更新がじゃまくさい
この半年ほど、ブログをまったく更新していないのに、ふと思い立ってサーバーを引っ越ししました。
ブログの更新を休んでいる要因はいろいろあるのですが、「更新がじゃまくさい」も大きな理由。
「なぜ、じゃまくさいか?」というと、これまで書き込み・画像アップロード等のサーバーのレスポンスが悪くて、更新に時間がかかったのです。
といっても、何分間もかかるわけではなく時間にすると5〜10秒程度。ところが、この5〜10秒が重なると微妙なストレスになり、更新がじゃまくさくなるのです。
利用していたレンタルサーバーのプラン(さくらインターネット・スタンダードプラン)のスペックが低いのはわかっていたのですが、性能を向上させるには高性能なサーバーに乗り換える必要があり、手間だしお金もかかるので、ずっと放置していました。
※補足説明すると、さくらインターネットのスタンダードプランは、現在は「PHPモジュールモード」という高速化したコンテンツマネジメントシステムなのですが、私は利用開始時期が早いので「CGIモード」という古いタイプのため、最新のWebサーバに切り替えるには、同じスタンダードプランをもう一つ契約し、手作業で引っ越しをする必要がありました。
エックスサーバーを試してみたら
そんな中、さくらインターネットの競合会社であるエックスサーバーが、利用料20%オフのキャンペーン中だったので、試しに10日間の無料トライアルに登録。コンテンツマネジメントシステム「WordPress」をインストールして、ブログの一部のコンテンツをインポートしてみたら、速いのなんの! さくさく動くのです。更新のレスポンスも快適。
そこで、今まで契約していたさくらインターネットからエックスサーバーのX!0プランに乗り換えることにしました。
ちなみにこれまでのサーバースペック
- CPU:Intel Xeon E312xx (Sandy Bridge)
- ディスク:HDD(データベースはSSD)
- Webサーバー:Apache
- データベース:MySQL
引越し後のサーバースペック
- CPU:AMD EPYC 7402( 2.80GHz ) x 2
- ディスク:SSD
- Webサーバー:Nginx
- データベース:MariaDB
このブログを、以前使っていた集合住宅「エキサイトブログ」から、一戸建ての「独自ドメイン+WordPress」に移行したのが2014年。当時は、サーバーOS「Linux」+Webサーバー「Apache」+データベース「MySQL」+プログラミング言語「PHP」、それぞれの頭文字を取った「LAMP環境」がメジャーな環境でした。
基本的に環境は変わっていないのですが、Apacheの代わりに高速処理が可能なNginxが普及し、MySQLが進化版のMariaDBになったりと、2014年頃に比べると進歩しています。
まる一日かけて引っ越し
まる一日かけて、コンテンツ(データベース・画像等)の移行、コンテンツマネジメントシステム(WordPress)の再設定、ドメインネームの書き換え(さくらインターネットのサーバーからエックスサーバーへ)を行いました。
引っ越しは大正解でした。ページの表示速度は1秒くらいになり、さくさくと更新できるようになりました。ことインターネットに関しては「速さが正しい」ですね。
ちなみに、レンタルサーバーの利用料は年間6,000円(さくらインターネット・スタンダードプラン)ちょっとから、年間13,200円(エックスサーバー・X!0プラン)と倍以上になりましたが、「速さが正しい」ってことで……。
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