4日後に発表会、最後の直前レッスンへ

4日後に年に一度の発表会。実質、練習可能なのは木曜、金曜、土曜の3日のみ。

Studyplus 発表会まで3日
過去10回参加して、もっとも仕上がりが悪く、さすがにこの一週間は毎日夜中に1時間半、練習した。ずいぶんと追いつけることはできたが、まだまだ誰かに聴いていただけるレベルではない気がしている。

先日、最終のリハーサルだった。

ただ、自信がないので最後にもう一度、師匠にレッスンをお願いしていた。

ベートーヴェン/ピアノソナタ 第10番 ト長調 op.14-2 第2楽章・第3楽章使用楽譜
ショパン/練習曲 ヘ長調 op.25-3使用楽譜

ベートーヴェンのピアノソナタ。一通り聴いていただいて、「第3楽章はまずまずね。第2楽章、ピアノ(弱音)での緊張感が足りない」と師匠。

特にしょっぱなの入り方がミソ。確かに師匠に弾いていただくと、聴く側が「グッと」「ん?」と惹き込まれるような入り方になる。この変奏曲、実は最初の1、2音でその後の展開が決まってしまうような気がした。

あと、第3変奏で、ふだん暗譜落ちしない箇所が怪しくなり崩れた。一度、崩れると何がなんだか分からなくなり、復帰できなくなる。「本番前あるある」なのだが、ここのみ10回ほどその場でやり直す。この段階では、危ない箇所はその場でつぶしていくことが大切らしい。ステージ上じゃなくてよかった。ピアノを弾かないイメージトレーニングを、あと数日やっておかねば。

ショパンエチュードは、思い切ってテンポを上げて弾ききってみた。自分自身、演奏可能な最速テンポだ。さすがにこの一週間の練習の成果があったのか、ところどころ音は外したけど、全体としてはエチュードになっていた気がする。まだまだ、ダイナミックなところが足りないので、フォルテシモの部分とピアニシモの部分を明瞭に引き分けるよう、指導された。

自分自身、まだまだ満足ができるレベルではない。だが、師匠は「今のうさぎさんとしては、まずはここまで」というラインに達したのだろうか。最後は「あとは当日、頑張って」とおっしゃった。そして「で、次の曲は?」とお尋ねになった。

次はショパンの「エチュード 作品 10-9」と、ベートーヴェンの「ピアノソナタ 作品 10-1」で考えているが、まだ影も形もない。とにかく一年かけて、この2曲をやった。年末の発表会で、気持ちよくこの2曲を卒業したいものだ。


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