1980年発行、ヴェルド「ピアノのテクニック」を処分

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ヴェルド「ピアノのテクニック」
中学生の頃から使っていた、ヴェルドの『ピアノのテクニック』を廃棄した。アオガエルのような表紙カラーで知られるメトードだ。奥付を見ると1980年6月20日の発行。30年以上前の楽譜だ。定価は当時650円。現在は1260円。30年間で価格は倍になったのか。

ヴェルド「ピアノのテクニック」
この楽譜は、中学生になって自分の意志でピアノを習いたいと思った時、当時、習っていた先生が「ハノンよりもこっちがいい」と薦められて買ったもの。中学、高校生では一冊をやりとげられなかったが、40歳でピアノを再開してから、一週間一曲ずつやって全曲をやりとげた。

ただ、金子勝子先生に師事するように鳴ってからは、師匠考案のオリジナルメトードを弾くようになって使わなくなってしまった。

昨年からモノの整理を徹底的に進めている。このメトード、弾かなくなったので捨てることにした。

しかし、まぁ、汚れ、黄ばみがひどい。中学、高校生の頃、雨の中を自転車に乗ってレッスンに向かい、雨が楽譜に染み込んだのだろう。

ヴェルド「ピアノのテクニック」
よくよく楽譜を眺めてみると、ディテールからいろんなことを思い出した。

表紙の周囲にセロハンテープを貼っているのは、私が中学生の頃、楽譜が傷まないように傷み止めとして施したもの。新しく楽譜を買ったら、儀式のように、まず最初にセロハンテープで周囲を貼っていたことを思い出した。

上部の切り込みは、息子が幼い頃、ハサミを使う練習をした際、この楽譜を下に敷いて一緒に切り刻んでしまった跡。確かに幼児の工作台には手頃な大きさなのだ。

ヴェルド「ピアノのテクニック」
ディテールに歴史ありだな。長年、ご苦労さまでした。