ブラームスの肉声&生演奏ですよ!

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ブラームスって、小学校の音楽室に重々しい肖像画が掲げられてたので、漠然と江戸時代の音楽家という意識でいました。暴れん坊将軍・吉宗や水戸黄門あたり。でも、実際には1833年生まれなので、桂小五郎と同い年、大久保利通、西郷隆盛、天璋院篤姫らと同世代なのですね。ちなみに、ブラームスが亡くなる1897年(明治30年)、日本は日清戦争の賠償金で八幡製鉄所の建設を開始。11月、金本位制に復帰。大日本帝国が、バリバリの近代国家として世界で存在感を高めていった時代です。

と、日本の歴史はともかく、私が言いたいのは「なんだ、ブラームスって思っていたより、最近の時代の人なのね」ってこと。だから、肉声&生演奏が録音されているのです。びっくり!


こちらは、1889年12月2日、ウィーンで録音。発明王エジソンの会社、フォノグラフ社の代表がレコーディングしたとのこと。かなり聞き取りにくい音声ですが、最初にブラームスが”Haus von Doktor Felinger, I am Doktor Brahms, Johannes Brahms.” と自己紹介をし、その後、ハンガリー舞曲第1番を演奏しています。

百聞は“一聴”にしかず! ブラームスって、案外高い声だったんですねー。肖像画を見ていると、低いしわがれ声のおじいさんだと思い込んでいました。それから、彼自身の演奏するハンガリー舞曲。ブラームスって、実はエンターテイナーだったのでは? 「ドイツの三大B」なんて仰々しい評価は、後世の人々が作っていったのかも‥‥。