「オルガンを弾く婦人」に会った

2014年5月26日

上野駅の地下通路を歩いていたら、オルガンを弾くレトロな婦人に出会った。

あなたは、オルガン針さん? どもども。ぼくは鍵盤うさぎです。「一本の針に心を込めて…」ですか。素敵な志ですね。

しかし、なぜ「オルガン」と「針」なんだろ…。

家に帰って、オルガン針株式会社のホームページを見ても、海外に飛躍するミシン針の製造メーカーであることはわかったのですが、なぜ「オルガン針」なのか、秘密は解き明かされませんでした。

で、いろいろと調べを進めるうちに、この謎の秘密が判明しました。共通点は「足踏み」。確かにミシンもオルガンも、私が幼少の頃、足踏みでした。

で、あるセミナーの資料にこんなことが書かれていました。

商標“オルガンを弾く婦人”の由来
 ミシン針は、ミシンのリズムにのって運針されます。創業時の製品であった蓄音機針にしても、音楽と深い関係にあるところから、商標名の選定にあたっては、一般に親しみと柔らかさを感じさせる楽器として、オルガンとピアノが候補に上がりましたが、ピアノは当時としてはかなり贅沢な商品であるのに対し、オルガンの方は庶民的で多くの女性が幼い頃から親しんできた楽器で、その上に語呂も良いところから、「オルガン」を商標として選定しました。
 こうして昭和13年、商標として“オルガンを弾く婦人”のマークが決定され、以来長年に亘り親しまれてまいりました。昨今でこそ、家庭でミシンを使われる方は少なくなってきておりますが、多くの家庭に足踏み式ミシンが置かれていた時代を反映してか、ある程度ご年配の女性に伺うと、「作っている社名や製品名は知らなくとも、このマークは知っています」とのお言葉を戴くことが多いです。

なるほど、「針」といえばミシンと蓄音器、「足踏み」といえばミシンとオルガンか!

さてさて、ミシンもオルガンも上手、『はいからさんが通る』に出てきそうな女子って、21世紀の日本にいるのでしょうか。絶滅危惧種の日本女子として保護したいです。


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