アールンコンクール栃木予選報告(午前編)

2014年5月26日

一週間遅れましたが、3月8日(日)に参加した、アールンコンクール栃木地方予選・本選レポートです。私はアマチュア部門に参加しました。
アールンピアノコンペティション栃木もともと朝10時30分から予選開始だったけど、参加応募者多数のため、直前に朝10時開始に変更。なので、朝7時に起き、湘南新宿ライナーで宇都宮へ。宇都宮駅には9時30分に到着。宇都宮駅から 10分ほどバスに乗り、県庁前へ。そこから歩いて5分ほどで、会場の栃木県総合文化センターに到着。栃木県庁前にある近代的なホール。すでに入り口には、父兄と共に参加するちびっ子がたむろしていた。受付で参加者リストと照会。受付は二人いて、いずれも美人で、とっても感じのいい方だった。このコンクール好感度大! 私、単純なんです。

私の出番は11時12分ってことで、まずはホールとピアノをチェック。黒を基調にしたシックでモダンな雰囲気。音楽よりも演劇に向いてそうなホールだ。ピアノはスタインウェイかぁ‥‥あの浅いタッチはどうも苦手だな。

アールンピアノコンペティション栃木開始からしばらくはちびっ子部門を観る。うまい子もいるし、緊張でうまく弾けない子もいる。ただ、東京都内のPTNAステップに比べると、選曲がちょっと古めかしい感じ。ベートーヴェンのピアノソナタ op.49-2 ト長調とか、モーツァルトのピアノソナタ K.V.283 ト長調とか、ソナタアルバムに収録されている定番曲の演奏が多かった。ギロックとか三善晃なんて弾く子はいなかった。なので、ちょっと退屈してしまった。

40分ほどで、ホールを出てロビーで時間をつぶす。10分前にはホール裏にに行くように指示されていたので、11時すぎに向かう。すると、進行係の男性が「ちょっと時間が押しているの11時15分ごろに来てください」と。仕方なくロビーをぷらぷら散歩する。演奏を終えたちびっ子の家族が数組いて、微笑ましい雰囲気。受付美女1号がニコっと笑いかけてくれた。思わずニンマリしてしちまった。

15分にホール裏へ。パイプイスに座って順番を待つ。私の前は高校生で、ショパンのワルツホ短調を演奏。「ちょっと勢いよく走りすぎでは?」とか考えながら聴いていると、あっという間に私の出番。胸を張ってステージへ。

イスを調整して演奏開始。スタインウェイ、音は美しいんだけど軽くて浅いタッチに苦しむ。ピアニッシモで音が響かなかったりする。それに、発表会やステップよりも緊張しているのがわかった。とりあえず、歌って呼吸することを心がけた。あっという間に演奏終了。おじぎをしてホール裏に引き上げる。

私の次の男性は、ドビュッシーの「ピアノのために」を演奏。素晴らしい響き。ひゃー、彼の後に弾かなくてよかったよ。こんなの先に聴いてしまったら、大いに影響を受けたかも。

11時45分に結果発表。結果は、受付で封筒で手渡し。予選通過の場合は、本選の申込書が同封されているとのこと。受付美女1号と2号のほか、3号も新登場。このコンクール事務局は、職員を顔で選んでいるのでは?‥‥ブログ用に写真を撮らせてもらえばよかった。

封筒を受け取ると、分厚かったので予選通過を予感。このコンクールは予選通過率70パーセントということで、まずは一安心。受付美女1号に訊ねると、アマチュア部門の本選で演奏する人は三人いるそう。

本選は、この後すぐに始まるのだが、別の会場で予選を通過した人から審査を行う。私の出番は午後3時30分から。わ!3時間半、どうやって時間をつぶそう。とりあえず、昼ごはんだ。ということで、バスが走る宇都宮駅からの大通りまで出ることにした。

つづき(午後編)はこちら


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