モダンピアノで弾くF.クープラン「神秘の防壁」

読む前にクリックね → にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ


フランソワ・クープランのクラヴサン曲集 第6オルドルより「神秘の防壁」。昨年のPTNAグランミューズA1部門で2位になられた中村香織さんの演奏。

中村さんのクープランは、昨年の国際アマコンの本選、朝錬リハーサル、PTNAステップ等で何回か聴かせていただいた。彼女の装飾音、トリルやモルデントには独特の音色がある。ピアノのトリルとは違ったチャンバロに近い音色。あえて言葉にすると「パラパラン」って響きだろうか。チェンバロも弾き込んでおられるゆえ、このユニークな音色の装飾音を奏でることができるんだろうな。

アレクサンドル・タローのCDと彼女の生演奏を聴いて、私はフレンチバロックに目覚めた。昨年、バネ指にならなければ、12月の門下発表会では、もともと「ゆりの花ひらく」「神秘の防壁」「葦」の三曲を演奏するつもりだった。遅ればせながら、今年はこの三曲をそろえたいと思っている。

スポンサーリンク

コメント

  1. より:

    どうもご紹介いただきありがとうございます。
    F. クープランをモダンピアノで弾くことは、タッチやペダルの研究教材として非常に有用であると私は考えています。上記の演奏もペダルは使っていないのではなく、むしろ非常に頻繁に(ものすごく浅いレベルで細かく)踏み替えて使っていますが、そうそうその「パラパラン(←炒飯のようだ。)」と聞こえるように、しかしボソボソにはならないように、耳で聞いて色々試してみてね。
    1年ぐらいすると、自分に今までなかった音質が増えていることでしょう♪

  2. とや より:

    おはようございます。ブログ楽しく読ませていただいています。
    あの発表会からまだ2週間からたっていないのにずいぶん昔のできごとだったような・・・
    正月休みや連休のおかげで私もたっぷり練習できています。でも次のレッスンの曲がまだ決まらない。
    クープランほんとにいいですね。この中村さんの演奏,魅力的です。神秘の防壁って何を意味するのだろうか?
    鍵盤うさぎさんのクープランもぜひまた聞かせてください。

  3. 鍵盤うさぎ より:

    茜さん、いつも刺激を受けています。ありがとうございます。

    > 「パラパラン(←炒飯のようだ。)」

    そう、装飾音ってドライにも、ウェットに響くってのが、茜さんのクープランを聴いて驚きでした。「神秘の防壁」はペダルを多用すると、「ウィンダムヒル」レーベルのピアノ曲みたいに、ウェットな響きになってしまうのですが、和声の豊潤さの上に、ドライな装飾音が載っているの面白いな、と思うのです。

  4. 桃まま より:

    この独特な音の雰囲気とか、装飾音、本当にすてきですね。
    聴いた後も、心の中にまだじんわりと音が鳴り続けております。

    フレンチバロックの作曲家、って誰がいたかしら?と思って、うちのお子が使っている例のプレインベンション(知らない作曲家いっぱい!)をめくってみましたが、ラモーくらいしか見当たりませんでした。
    この分野、まったく無知なので、またいろいろ教えてください。

  5. 鍵盤うさぎ より:

    桃ままさん、そう、あんまり楽譜ないんです。ラモーもクープランもクラブサン曲集があるのに、日本では全曲入ったのが出版されていないんですよ。何だか、バロックというとバッハにだけフォーカスされていて、バランス悪いなと思います。