そろそろショパンコンクールについて語っておく

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サッカーW杯南アフリカ大会は、サムライブルーが敗北した途端、「ニッポン全国、大会終了!」てな空気がありました。一方、ショパン国際ピアノコンクールは、二次予選で日本人が全滅しても「ショパコン終了!」という雰囲気はありませんね。それでも、皆さんガックシ来たのでは?

今回は私、門下出身、前回のファイナリスト、大崎結真さんの再チャレンジを熱烈に応援していただけに、二次予選落ちの知らせはショックでした。昨日、子牛先輩(牛田智大クン)のお母さんと12月の発表会の事務作業について電話でお話した際も、お互い意気消沈。

なんで、こんなにガックシ来るのだろう?

たぶんね、私自身、歳を取ってしまったのか、今回のコンクールはどうしても親目線で見てしまうのです。優勝はボジャノフなのか、クルティシエフなのか、それともデュモン?ってことより、日本人コンテスタントのパパ&ママはどうされているのかな、と。

私の息子は器械体操をやっています。東日本大会に出場できるほどの技量を持っているので、PTNAのコンペでいうと地区本選レベルでしょうか。毎週土日は、クルマで一時間ほどかかる体育館への送迎や器具の設置準備で、私も妻も結構時間が取られます。首都圏で大会がある場合はいいのですが、北海道で大会があったりすると宿泊費・交通費がバカになりません。

東日本大会レベルでこれですから、ショパンコンクールなんて、親としてホント想像を絶しますよ。幼少の頃からここにいたるまで、コンテスタントのパパ&ママは壮大な時間と莫大なお金を費やしてきたはず。ワルシャワの街に立った際、子供とは違った深い感慨があったことでしょう。

ただ、ピアノにしろ器械体操にしろ、結局のところ親って本番では何もできないわけで、そのもどかしさって中々つらいものです。
世界最高レベルのコンクール参加者のパパ&ママは、世界最大レベルのもどかしさを抱えているはず。

しょせん親心、されど親心‥‥。

ショパンコンクール、三次予選が終わってそんな痛みを感じました。

下は、大崎結真さん、10月11日の演奏。バラード第3番。

コメント

  1. scriabinmania より:

    大崎さんの演奏、リアルタイムにネットで拝聴していましたが、これだけのコンクール入賞歴を誇るピアニストでもこんなことがあるんだと今更のように本番の怖さを感じました。本来の演奏ができずに、御本人もさぞや無念だったことでしょうね。

  2. 鍵盤うさぎ より:

    >scriabinmaniaさま

    本番で落ちたシーンは見ておりませんが、やっぱり「無念」に想いをはせてしまいます。ただ、何の仕事にしても、プロでやる以上は、失敗をキャリアに変えられるかが大切ですので、ぜひ、予選落ちも履歴として誇れる「次」を目指してほしいです。失敗のない完全無欠な仕事なんて、ないのですから。

  3. piano-yume より:

    大崎さんの演奏、聴かせて頂きました。まだ、若いのに、すでに、成熟された演奏でやはり、大物だと思いました。

    私も、今後に期待しています。

  4. 鍵盤うさぎ より:

    piano-yumeさま。成熟された演奏ですね。私も今後に期待しています。