「人生の戦略」を見直します

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ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ「人生の戦略」なんていうと、野心的な響きがして違和感がありますが、最近、『ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ』という本を読んで、今までの人生、今後の人生についていろいろ考えさせられました。

この本は、元ゴールドマン・サックス副会長で、ハーバードビジネススクールの“キャリア相談室長”であるロバート・スティーヴン・カプランが、人生戦略の立て方について指南しています。

ここ2年ほど、正直、私はとても悩んでいます。「どこに行きたいのか」がわからない状態です。会社で部下とのレビューの際は、「将来、どうありたいか? どこへ行きたいか?」、必ずゴールイメージを共有した上で、現状の課題を討議するようにしています。が、ここ数年、自分自身に問いかけると答えが出ない状態なのです。

就職活動をする以前、高校2年生くらいから、私は大人(40代くらい)になったら「こうなりたい」というイメージをばくぜんと持っていました。特に18歳で初めて東京に遊びに出かけたとき、表参道のまだ古かった同潤会アパート付近を歩いた経験、大学生の頃、代官山を初めて今の妻とデートした経験は大きな影響を与えました。

バブル経済へと続く1980年代、日本経済がまだ伸びゆくバックボーンも大きかったのですが、20歳の頃、私の「将来のなりたいイメージ」はこんな表面的なものでした。

東京の出版社で務めて、海外の最新のカルチャー情報の発信する仕事をして、表参道、南青山のおしゃれなカフェでクリエイターと打ち合わせをして、郊外の一軒家でゆったりとした週末をすごす。

それから25年が過ぎ、本からインターネットというメディア環境は変われど、いま、一部上場企業に勤め、ネットメディア事業の責任者となり、最新のエンターテインメント情報関連の仕事をして、表参道、代官山周辺でランチタイムを過ごして、数年前、ガーデニングが楽しめる一軒家を建てて……傍から見ると、順調に人生ゲームのクルマを進めているように見えます。

ところが、今、猛烈な焦燥に襲われています。今後、どうありたいのか? どこに行きたいのか?が喪失した状態。そして「守り」に入っている。カメが顔と手足をすくめた姿が、ここ最近の私のような気がします。

先週、たまたま電子書籍リーダーにダウンロードした『ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ』には、救いのような言葉が書かれていました。ゴールドマン・サックスの社員といえば、平均年収が6000万円! ここの中間管理職は、一般に「成功している人」と見られがち。だけれども、みんな本当に悩んでいるそうです。

「自分は何がしたいのか、わからない」「どうしていいかわからない」と。

この本の中で、著者は最初に「五つのルール」を掲げています。

  • 正しい行為は報われると信じること
  • 社会通念に惑わされない
  • 人生の選択に責任を持つ
  • 現実を見失わず、環境に適合する
  • 学ぶ
  • まず、私はこれまでの人生を振り返るに、両親や家族から「自由に生きている」と言われながらも、いかに「社会通念」に影響されていたかを思い知りました。社会通念なんて、時代と環境により変化します。社会通念による“一般的な評価”にがんじがらめになればなるほど、自分を見失っていく。このことに今さらながら気が付きました。

    あなたにとって「成功」とは何ですか? それをどうやって手に入れますか?

    著者ロバート・スティーヴン・カプランは語りかけます。「成功」というと勝ち負けのニュアンスが含まれて、私はあまり好きじゃありません。なので「幸せ」という言葉に置き換えてみました。

    私にとって「幸せ」とは何ですか? それをどうやって手に入れますか?

    著者はノートに書くことが重要だと述べています。そこで、一日じっくり考えてテキストにしてみました。以下が私にとっての「幸せ」かな、と。

  • 子ども、やがて孫がどんな時代であっても生き抜いていき、私一人ではできない経験を積んでいくこと
  • 地球上のいろんな喜怒哀楽を五感で感じ、共振すること
  • 居心地のよい棲み家を作り、守ること
  • 「自分にとっての幸せ」を明文化するだけで、ずいぶんと気分が楽になりました。

    次は、この実現へのプロセスを細分化していくことが課題。プロセスについては、またブログに綴ってみようと思います。

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