若女子と観る清水翔太ライブ@渋谷

2014年5月26日

金曜夜、会社の25歳の若女子と二人で清水翔太のミニライブに行った。彼女は、私がピアノを弾くことも、クラシック音楽が好きなことも知らない。私は会社では一切音楽の話はしないので‥‥。

清水翔太はFMラジオで流れているのを、何回か聴いたことがある。存在を知っている程度。

今回は、このライブの主催者が仕事で彼女とお付き合いがあり、ご挨拶も兼ねての管理職同行である。彼女は、私とライブに行きたかったわけではない。私をライブに同行させたかっただけだ。言葉にすると似ているが、内実はまったく違うね。
場所は渋谷・道玄坂にあるクラブ。主催者に案内されて、真っ暗のフロアを人ごみ掻き分けて行くと、天上桟敷のようなスペースへ。ここから見下ろすようにライブを観るようだ。フロアは若者でいっぱい。すごい熱気。

清水翔太ってラッパーっぽいイメージがあったのだけど、目の前で見る彼は、「ショーター!」「カワイイー!」なんて声がフロアから乱れ飛び、ストリート系アイドルって感じだった。ま、実際、20歳の男のコだからね。

楽曲は「diggin’on u」「美しき日々よ」等、FMなのか、コンビニなのか、いずれもどこかで耳にしたことがある曲。でも、おじさんには何だか同じ曲に聴こえるよ。でも、このフロアで盛り上がっている若者に、ショパンのノクターンを聴かせても、全曲、同じ曲に聴こえるに違いない。

隣をチラっとみると、同行の若女子は楽しそうに揺れながら観ている。暗闇でステージの照明に映える彼女の横顔を見ると、「この子、結構美人じゃん」と見とれてしまった。

で、視線が合ってニコっと笑われると、わ、ドキドキしちまった。いかんいかん。

そんなこんなで、ライブが終わると夜9時すぎ。さすがに金曜の夜、道玄坂のホテル街を若女子と歩くのは気が引ける。ところが、「ここで一緒に写真、撮っときましょうか。会社を辞めるとき、みんなに送りますよ。ハハハ」とか、まったく気にしていない様子。

うーむ、恋は遠い日の花火ではないみたい。

結局、その後、宮益坂方面のトルコ料理店へ。終電まで、お局の派閥、女子スタッフの裏のキャラクター等、興味深い話をレクチャーしてもらった。


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