日比谷でリハーサル&ホールレッスン

2014年5月26日

今日は夜7時から、日比谷・松尾ホールで発表会のリハーサル兼ホールレッスン。松尾ホールは、スタインウェイのショールームの併設ホール。ここで弾くのは、去年の夏以来だ。大学生2人、社会人2人(私含む)、指導者2人、6人の演奏とレッスンを聴く。曲は次の8曲。ショパンが人気。

ショパン/バラード第1番 ト短調 Op.23
ショパン/幻想即興曲嬰ハ短調(遺作) Op.66
ショパン/ポロネーズ第6番 変イ長調「英雄」Op.53
ショパン/三つの新練習曲 第1 番 ヘ短調
ショパン/ノクターン第1番 変ロ短調 Op.9-1
ショパン/バラード第4番 ヘ短調 Op.52
ラヴェル/『鏡』より「洋上の小舟」
リスト/ピアノソナタ ロ短調 S.178

他の人のレッスンを聴くのはとても勉強になる。自分のダメなところも、人の演奏を通じて見えてきたりする。でも、さすがに最後、リストのソナタを2回聴くと満腹になった。ピアノの先生Sさんの弾いたラヴェルが素晴らしかった。「洋上の小舟」は私の大好きな曲なのだが、スタインウェイのピアノの透明な響きにすごくマッチしていた。私は、テンポよく、すーっと弾き通すようにしないと、ダラダラした演奏になりがちなので、ここは金・土曜、最後の練習課題。

終了後、先生と生徒4人で食事に行った。グレードの高い音大生とピアノの先生の演奏を聴いて感じたのは、ステージに立つと身体が一回り大きく見えること。これぞ「本業」の証ですね。一緒にご飯を食べてる時は、小柄な女性であり、シャイな男子なのに、ステージに立つと、何だかみんな大きく見えるんだな。私の場合、どうだろう。やっぱり、会社で仕事をしている「本業」の姿が、一番大きく見えているのかもしれない。


金子勝子ピアノブログ ステップbyステップ
著者/金子勝子
発行/ショパン社

自分の先生に、なかなか訊くことができない素朴な疑問や悩みに、師匠・金子勝子先生がズバリ本音で答えています。例えば、「二人の先生につきたいが、今ならっている先生に言い出せないのですが‥‥」「自分の先生のリサイタルのとき、楽屋に行ってもいいものでしょうか‥‥」「音大に社会人入学で自信が持てない‥‥」。ぜひ!


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