よい経営者、ダメな経営者

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震災以降、気になることがあります。それは、現在の福島原発の状況から今後の日本経済の見通しまで、ちょいと懸念を示したりすると、ポジティブじゃない!今は批判のときではない!と、叩かれる光景をよく目にすること。

いま、みんなハイテンションだから仕方がないですが、どうも「ポジティブ⇔ネガティブ」という姿勢の軸と、「ベスト⇔ワースト」というシミュレーションの軸が、ごちゃごちゃになっているのではないでしょうか。下の図のように冷静に考えてみませんか。

よい経営者、ダメな経営者
例えば、普通、上場企業の取締役会では、ワーストシミュレーションについて仔細に検討します。これはネガティブな姿勢で捉えるのではなく、前向きな姿勢で行うものです。一方、ベストシミュレーションは検討しないものです。最悪のシミュレーションと若干の上振れ要因について、現状をしっかり見据えるのが、よい経営者の条件です。

一方、ダメな経営者は、悪い方のシミュレーションは考えず、「うまく行かないものかな」と根拠なく願ったり、祈ったりします。結果、社員が知らないうちに倒産が決まったりします。

国家、会社、家庭を問わず、リーダーたるもの、最悪のシミュレーションを想定し、次の手を用意しておくことは、前向きで大切なことだと私は思います。

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