「改正労働基準法」でやる気をなくす

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疲れたビジネスマン
4月1日、改正労働基準法が施行された。

日本の労働法規は、交通ルールと同じくらい、社会の現実に即していない。深夜の高速道路、すべての大型トラックが時速80キロ制限で走れば、多くの生鮮食料品の翌日配達は不可能になるだろう。ま、それをいうと、法の大本である日本国憲法自体が、まったく現実に即していないのだけど。

今日、改正労働基準法を遵守するため、二人のスタッフに残業時間を減らしてほしい「お願い」をした。一番、やる気があり、素晴らしい実績を残している二人だ。

私は、企画にしろ、開発にしろ、もっといえば音楽だって、「寝ても覚めても」の時間がないと、あるレベルを突き抜けることはできないと思っている。クリエイティブな仕事は、単純に労賃×労働時間で割り出せるようなものではない。工場のモノの生産ではないのだ。

「寝ても覚めても」創造的な仕事を楽しんでいるスタッフに、残業時間は減らせ! でも、パフォーマンスを上げろ!ということほど、お互いのモチベーションを下げるものはない。

スタッフは白ける……「じゃ、かーえろっと」
私も白ける……「もう、やめた、やめた」

日本の労働行政、労働法規が、「工業発展(モノ作り)で経済成長」という1980年代の発展モデルから変われないので、現場はトンチンカンになってしまうのだ。

クリエイティブなスタッフも経営者もやる気をなくし、日本企業の競争力は失われ、ますます雇用情勢は悪くなり……という負のスパイラルに陥る。

なわけで、かーえろっと。

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