ピアノ再開の契機は音大新卒社員との出会いでした

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就職活動ピアノを再開して7年目になります。

いま、以前のブログ記事を少しずつ古いブログからこちらに移行しており、作業をしていると思わず昔の記事を読み返してしまいます。昔のアルバムを読み返しては、なかなかはかどらない引越し前の大掃除のようなものですね。

4か月間かけて、2007年~2009年の3年分を移行しました。まだ2010年~2013年、4年分の記事が残ってます。先は長いなぁ‥‥。

ブログを始める前のできごと

このブログを始めたのは、ピアノの練習を再開して数ヶ月経ってからです。再開以前、つまりなぜピアノにもう一度のめり込むようになったかについては、そういえば、まだブログに書いてませんでした。昨日、下の記事を目にして、ピアノ再開のきっかけをふと思い出しました。

新入社員が退職した。(前編)
新入社員が退職した。(後編)

そう。私がピアノ(というかクラシック音楽)に40歳を前にして「再会」したのは、以前に勤めていた会社で、自部署に音大出身の新入社員が配属されたことがきっかけでした。その会社は新興IT企業で、音大卒の学生を採用するのは初めてでした。ガラケーの着うた課金のサービスが全盛期だったので、「音大出身者を採用してみよう」という人事部門の判断だったのかもしれません。

中途入社のスタッフを集めて作った創業数年の会社だったので、貴重な「新卒」に部署のスタッフ一同、温かく接しました。私も時々ランチを共にし、彼女の学生時代のレッスンの話を聞くうちに、「実はオレ、昔、ピアノを弾いていてね」「クラシックも昔はよく聴いたんだよ」「私、もともとピアノ科志望だったんですが、ピアノは厳しいので声楽科に進んだんです」なんて会話を交わすようになりました。

彼女との出会いで、私は帰宅後、久しぶりにクラシックのCDを聴くようになったり、ホコリをかぶっていたクラビノーバの蓋を開けてみるようになりました。

彼女は音大卒とはいえ、ジャニーズと東京ディズニーリゾートが好きな「普通の女子」でした。普通の女子ならではの感覚が、マニアックなエンジニア集団だった私の部署では、ケータイサービスを考えるにあたり、貴重な役割を果たしてくれました。特にユーザーインターフェース(画面のデザイン)は、彼女が「イケてる!」と思うようにしました。おかげでピンクと白が基調のサマンサタバサっぽいサイトに。私たちが想像もつかない“カワイイ”デザインセンスは、とてもいい刺激を受けました。

音大新卒社員の退職が私に与えたこと

ところが入社一年を経たずして、彼女は突然退職を申し出ました。理由を尋ねると「ピアノの先生になるのが子どもの頃から夢だった。そのために勉強をしたい」というものでした。「仕事の内容、待遇に不満はない」と(本当のところはわかりません)。

部長であった私も、彼女の上司であった30代の女性マネジャーも唖然としました。新興のIT企業とはいえ、株式市場に上場する成長性ある企業です。就職採用倍率も結構高かったのです。彼女を採用することで、入社できなかった就活生が多数います。

いろいろ尋ねました。「ピアノの先生になるのが子どもの頃から夢だった」なら、どうして最短距離を進まなかったのか? 音大卒業生なら一般大学生よりもアドバンテージがあるのに。結局、なぜ彼女が一年間で辞めたのか、今でもよくわかりません。

退職を受理する最後の面談で「僕は君に会ってもう一度ピアノを始めた。でも、僕はピアノも仕事も両方ちゃんとやるよ」と大見得を切りました。なんだか文字にするととってもキザに聞こえるけど、本当の話だし、その頃には再びピアノに本気になりつつありましたし。

それが「鍵盤うさぎ誕生」の発火点です。では、なぜ「鍵盤うさぎ」という名前なのか? ブログを初めて7年間も経過したので、ゴールデンウィークにでも、そろそろ由来について書こうと思います。

ところで、彼女はピアノの先生になったのかな? ピンクと白のピアノ教室で、子どもと向き合っていてくれるとうれしいんだけど。

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