宮本亜門×森田剛、芝居『金閣寺』へ

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演劇「金閣寺」
昨年は年初から夏にかけて演劇がマイブームになり、いろんなお芝居に出かけた。ブログを読み返すとと、6月の『グレンギャリー・グレン・ロス』以来、出かけていないようだ。7月はピアノのコンクールがあって、8月以降は仕事がめちゃめちゃ忙しくなったので、どうも舞台から遠のいてしまった。

久しぶりにお芝居へ。三島由紀夫の傑作を宮本亜門が演出。森田剛(V6)、高岡蒼甫、大東俊介というイケメン俳優三人が主演、助演を務め、昨年のニューヨーク舞台芸術祭「リンカーンセンター・フェスティバル」でも高い評価を得た『金閣寺』だ。

ぶっちゃけ出かける前は、話題先行の印象を持っていた。主演の森田剛はジャニーズ、高岡蒼甫は宮崎あおいの元夫、大東俊介はファッション雑誌モデル。ホールに足を踏み入れると、森田剛目当てのジャニーズファンらしい女性が90%。ロビーは、百貨店一階のコスメコーナーのような化粧品の香りがしていた(休憩時間の女性トイレの行列は、おそろしく長かった)。

ところが、芝居が始まって早々、そんなイメージは払拭された。濃密な空間に、緊張感あふれる演技がずっと続く。前半が約2時間。張り詰めた芝居がずっと持続していた。休憩時間になって、やれやれと一服深呼吸。

主演の森田剛が素晴らしかった。金閣寺に火をつけてから、ラストシーンまでは観客全員が息を飲み、静寂な空間に彼の挙動だけがかすかに響く。彼、実はすごい役者だったのだ。

観客の70%がスタンディングオペレーション。アイドルのライブにありがちなハイテンションな空気とはまったく違った、深い共感による拍手だった。彼の芝居、また観てみたい。

下は、宮本亜門氏が語る『金閣寺』の見どころ。

『金閣寺』公式サイト