「日曜日のソナチネ」のCDが届く

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日曜日のソナチネ湯山昭 ピアノ曲集 日曜日のソナチネ
作曲/湯山昭 演奏/神野明
レーベル/日本コロムビア

作曲家・湯山昭氏自身に講評いただけるピティナステップが、うちの師匠の仕切りで10月に開催される。湯山昭氏といば、子供の頃は、楽譜『日曜日のソナチネ』『お菓子の世界』でお世話になった方も多いはず。せっかくなので、何か一曲弾いてアドバイスいただきたい。

『お菓子の世界』のラストを飾る「お菓子の行進曲」にしようかと思ったが、「土曜日のソナチネ」がステップの“発展4”というグレードの課題曲になっているので、これに決めた。

アマゾンで検索をすると、神野明氏演奏によるCDが発売されていた。1998年、フィリアホールでの録音。早速注文すると、翌々日に届いた。

溌剌とした楽しい演奏。しかし、それ以上に参考になったのが、湯山昭氏自身の解説。この1ページの解説を読むだけでも、このCD買った価値あり。以下、抜粋です。

1969年の初夏から冬にかけて、毎月1曲ずつピアノのためのソナチネを書き綴っていったあの思い出は、いまも鮮明に私の胸の中によみがえってきます。(中略)
 とにかく日本人はよく働きました。いまのように土・日が休日になる週休2日制などなかった時代ですから、日曜の翌日にくる月曜日の別名が、ブルー・マンデーと呼ばれても仕方なかった時代だったのです。
 「日曜日のソナチネ」というタイトルは、そんな社会現象に対する私のアンチテーゼとして生まれてきた、と私は思っています。

1969年といえば、アポロが月面に着陸をして、東名高速が全面開通、東大の安田講堂攻防戦があって、日本は高度経済成長の真っ只中の時代。確かに1960年代末、熱い時代の一週間と、今の一週間は相当温度差があるはずだ。でもね、成長性はないけど、ある意味、成熟してスロウになった“いま”の日本の一週間に、意外とマッチしている気がするな。