実に7ヶ月ぶりに金子勝子先生のレッスンへ

2018年12月10日

前回、金子勝子先生のレッスンを受けたのは4月初旬だった。7ヶ月ぶりだ。

実は9月上旬に一度、師匠を訪問している。4月に父親が亡くなったこと、子供の受験・進学、仕事の業績向上に伴い多忙なこと等、いろいろとあって、しばらくピアノから離れている現況を報告しようと出かけた。いや、ともかくちょっと師匠と雑談したくなったのだ。いつもながら、天真爛漫な師匠と1時間ほど話をすると、何だかとても心が軽くなった。それから、少しずつ、ピアノの練習を再開した。

それから、2ヶ月が経過、レッスンに持っていけるレベルになったので、3週間ほど前にアポイントを取った。

今回、持っていたのは2曲。

J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第2巻 第6番 BWV875 ニ短調使用楽譜
モーツァルト/ピアノソナタ イ長調 K.331 第3楽章「トルコ行進曲」 (使用楽譜)

最初に師匠から“新発明”のメトードのレクチャーを受ける。古典派っぽいフレーズが分解されたようなメトード。一通り弾き方を教えていただいた後、楽譜をスマホで写真に撮って持ち帰ることにした。

平均律2巻 ニ短調の前奏曲は、最初、Allegrettoのテンポで弾き通したが、もう少しテンポが早い方がよいと。Allegroで弾いてみる。モダンな雰囲気になった。このテンポで安定して弾けるようにならないと。

フーガはこの期に及んで、二箇所ほど譜読みの間違いを指摘された。この曲は半音階のモティーフでできているので、音を間違っても違和感なく「こういう曲だ」と思いこんでしまっていた。しっかりと譜読みしたと思っていたのに。ただ、暗譜で自信を持って弾けるようになっていた。

そして、モーツァルトの「トルコ行進曲」。昭和の発表会の定番曲。師匠は「音がきれいで似合っている」と。想定以上に評判がよかった。やはりモーツァルトが向いているのだろうか。

「発表会はこの曲を弾いたら?」と師匠。発表会に出るかどうか、迷いに迷いながら、師匠宅を後にした。


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