年に一度、楽譜の断捨離に挑むものの

楽譜って捨てられないですね。

私、新しく購入する本は、ビジネス書であれ、小説であれ、ほぼスマートフォンで読める電子書籍に移行しました。なので、本棚の本は、ここ数年、時間の経過と共に少なくなっています。

また、会社でも紙の書類は、契約書や発注書等、エビデンスとなる捺印済みのもの以外は、金曜の夕方、廃棄しています。デジタルデータで残しておいて、「必要なときにプリントアウトすればいいや」と徹底しています。下は私の会社のデスク。たぶん社内で一番モノが少ない自信あり。

会社のデスク
ところが、紙の楽譜ってのはどうしても捨てられない。

年に一度、楽譜の断捨離に断固として挑むものの、毎回、数冊程度廃棄するのみ。ほとんど本棚の整理で終わってしまいます。

ただ、今日は断固として重複する楽譜を廃棄しました。高校生の頃は、全音や音楽之友社の廉価な標準版を使っていましたが、大人になって経済的な余裕ができて、ウィーン原典版に手を出したりします(“上カルビ”が食べたくなるのです)。

ウィーン原典版って楽譜の「上カルビ」? (2016/7/27)

そんなわけで、まずは手持ちのウィーン原典版(左)と重複する標準版(右)を数冊廃棄しました。

楽譜・ウィーン原典版と標準版
標準版と原典版、二択ならまだしも、ショパンの練習曲は、全音の標準版、ウィーン原典版、パデレフスキ版、アルフレッド・コルトー版と4つも手元にありました。なんだか、買っただけで弾けた気になっている恥ずかしい事例のような気が。

あと、なぜ2冊も買ったのかよく分からない、韓流ドラマのテーマ曲の楽譜。

楽譜・韓流ドラマ・冬のソナタ
息子の保育園の卒園保護者会で「冬のソナタ」のテーマ曲を弾いたっけ。今となってはイタい存在の楽譜。「冬のソナタ」上級編だけ残して、片方は廃棄。

そして、トンプソンの現代ピアノ教本。バイエル全盛の子供の頃は、アメリカの香りがする斬新なイメージを持っていましたが、21世紀の今となっては、正直、古臭く感じる楽曲ばかり。全巻廃棄。

そのほか、ジャズピアノの教本も、また勉強したくなった時に、最新のものを買えばいいやと数冊廃棄。

下が最終的に今日廃棄したもの。

廃棄した楽譜

楽譜を積み重ねがちなアップライトピアノの上は、現在、練習している3冊だけに。

アップライトピアノの上の楽譜
ピアノの上はきれいになったけど、楽譜棚には、まだまだ弾くことのない楽譜が山ほどあります。楽譜の断捨離って、本当に難しいものですね。


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