あとひと月で終わる40代、このマズルカで幕を引こう

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この一年間、同級生が続々と40代を卒業していき、元クラスメートが繋がるFacebookでは、毎週のように大台に乗った(涙)というつぶやきが流れております。まぁ、半世紀生きたわけですから、深い感慨がありますわなぁ。

私は3月生まれゆえ、同級生の中ではもっとも遅く40代を卒業となります。まだ、ひと月少しは40代。子どもの頃、早生まれであることは、何をやっても周回遅れでスタートする徒競走のようでして、4月、5月生まれに比べるといつも損な気がしていました。今となっては、年齢を重ねるのが他の同級生よりも遅い分、ちょっと得した気分になりますがね。

ちょっと前に書きましたが、私にとって40代は「どうしようもない、うんざりする10年間」でした。

10年間の振り返りは「もう一度、旗を立てなきゃ!」
今日は朝から大掃除を終えて、夜、東京駅から新幹線に乗りました。以前からちょっと行きたかった場所があったので、途中下車して1泊ホテルに宿泊...
なので、不思議に感傷的になるところはありません。ほっとした気分で40代にさよならです。

とはいえ、ひと月後の半世紀を生きた記念日に、何か想いがこもった曲をピアノで弾きたいな。何がいいだろう? とつらつら考えたところ、この曲だ!と選んだのが、

ショパンの「マズルカ 変ロ短調 Op.24-4」

先日、あるピアノ仲間さんから「うさぎさんは、ポロネーズよりもマズルカ派でしょ?」と尋ねられました。まさに!

数多くのショパンの名曲を何十年も聴いてきたけれど、年々好きになるジャンルがマズルカですね。中でも一番は「マズルカ 変ロ短調 Op.24-4」。演奏はアルトゥール・ルービンシュタインがマイベストです。

この曲を初めて聴いたのは、1981年公開のフランス映画『愛と哀しみのボレロ』の中の1シーンでした。当時、私は中学3年生。

作品は第二次大戦前後を生きた4人の主人公による大河ドラマで、主人公の一人がヘルベルト・フォン・カラヤンをモデルにしたドイツ人指揮者でした。彼がナチの軍楽隊長として、パリを占領した際、閉店後のナイトクラブで歌手に弾いて聞かせる曲が、この「マズルカ 変ロ短調 Op.24-4」でした。

ナチの軍楽隊長として、表向き、公式の場ではベートーヴェンを弾きつつ、プライベートの場ではそっとショパンを慈しみながら弾くシーンが私のお気に入りだったな。

下は『愛と哀しみのボレロ』の予告編。音楽はフランシス・レイとミシェル・ルグラン、振付はモーリス・ベジャール、そして舞踏がジョルジュ・ドン。20世紀のフランスを代表する圧倒的なクリエイター陣!

「マズルカ 変ロ短調 Op.24-4」、ざっと楽譜に目を通すと、あとひと月半あればまずまず弾けそう。早速、和声分析から始めてみる。

追伸:昨夜、「Op.24-4」の書くべきところ、「Op.64-4」と書いていました。失礼しました。