発表会一週間前のリハーサルレッスンへ

2015年7月28日

リハーサルレッスン
いよいよ年に一度の金子勝子ピアノ教室発表会まで一週間!ということで、今日はミューザ川崎にて二度目のリハーサルレッスン。私の順番は夜9時すぎ。社会人ってことで、たいてい最後に回してもらってます。前回の東海道本線の失敗を繰り返さぬよう、品川から京浜東北線で川崎へ向かいました。

列車を乗り間違えてリハーサルに間に合わなかった(2014/11/27)

ぎりぎりまで会社で仕事をしてから到着すると、前の順番の門下のピアノの先生が英雄ポロネーズを演奏してました。さすが、音大出身の先生は響きが違うわー。そういえば、私、こういうラストが「ドヤーっ!」って曲想の楽曲、大人になってピアノを再開してから弾いたことがないです。思い出すと、高校生時代の発表会で、バルトークのアレグロバルバーロを弾いたときくらいでしょうか。あの曲、ラストに両手オクターブでスケールを駆け上がるところがあり、アドレナリン大放出!って感じで気持ちがよかった。ご近所には単なる騒音だったと思います(笑)。

さて、私の順番、前回はモーツァルトのアダージョ、最初の4小節だけで持ち時間の3分の1程度を潰してしまったので、バッハの「平均律クラヴィーア曲集 2巻24番 ロ短調」から始めました。この一週間、仕事が多忙でまったく練習できなかった割には、なんか調子いい。響きがきれいに聞こえるぞよ。

仕事の業績がよくてピアノの練習ができぬ!(2014/12/12)

落ち着いて走らずに前奏曲を弾き終えることができました。これはリハーサル終了後にわかったことだけれど、ピアノがきれいに調律されたスタインウェイだったことが理由。スタインウェイは素人の演奏をドーピングしてくれる効果がありますな。

フーガは読譜しながら通して弾けたけれど、前奏曲に比べるとやはり安定感に欠けます。師匠と相談して、本番は前奏曲のみにすることに。これでえらい気が楽になりました。この仕上がりだと、確実に本番では崩壊しそうだったから。

モーツァルトのアダージョも、肩の力が抜けてトーンと響きが通るようになった気が。ピアノと空間のせいも大きいんだろうけど、外が寒かった割には体調がよく、普段よりも体がや柔らかく感じられたから? やはり「リラックス → 脱力」というのは、大切だと思いました。師匠も前回よりも、ずいぶんとよくなったと。やれやれ、ひと安心で、リハーサルレッスン終了。

ミューザ川崎
ミューザ川崎の建物を出ると、駅前はきれいなイルミネーション。見とれてボーッとしていたからか、思わず南武線のホームに降りそうになりました。なんか総武線の乗り場に見えたのですよ。危ない、危ない。どうも東海道線沿線は鬼門だな。


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著者/金子勝子 発行/ショパン社

自分の先生に、なかなか訊くことができない素朴な疑問や悩みに、師匠・金子勝子先生がズバリ本音で答えています。例えば、「二人の先生につきたいが、今ならっている先生に言い出せないのですが‥‥」「自分の先生のリサイタルのとき、楽屋に行ってもいいものでしょうか‥‥」「音大に社会人入学で自信が持てない‥‥」。ぜひ!


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