一人になればバッタとも話せるようになる

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月山のバッタ
取引先の大手インターネット会社の役員が独立され、小さな会社を立ち上げられた。「今後も取引、協業を大きくしましょう」ってことで、お互い部下一人連れ、4人で会食をした。

仕事の話もしたけれど、面白かったのは、その社長も私も、この夏、霊峰にこもっていたこと。白装束の姿や山の上の風景の写真を見せ合った。

「ケータイの電波が届かないから、インターネットに接続できない。するといろんなものが見えてきますよね。私、尺取り虫がいてずっと見てたんですよ。お前は、なぜ青いの?」と、社長が尺取り虫の写真を見せてくれた。

すかさず私も上の写真をiPhoneで見せて、「なんか同じことやってますね。山頂の石の上に小さなバッタがいたんです。じっと見てても逃げないんですね。で、平地のバッタに比べると青いんですよね。で、お前はどうして青いの?」と話を続けた。

そんなやりとりを見て、うちの部下も「実はどこか山に修行に出かけてみたいと思っていたんです」と身を乗り出してきた。先方の部下も「ネットを切断すると、虫と会話できるようになるんですね」と応えられた。

その後は空海と真言密教、恐山や禅の話になった。こういう話を腹を割って話せる取引先の人たちって、仕事を超えて宝物だなと思った。

なわけで帰宅したら深夜0時。今日はピアノの練習ができなかった。